2024/12/25 09:51

試合前にやっている調整とかはどんな事をやった方がいいですか?
という指導者の先生からのご質問がありましたのでこちらにも共有しておきますね。
私の選手実績としては公式の全国大会6回の日本一、全国と名のつくローカルな大会を含めると20回以上は日本一というものを経験させて頂いたと思います。
当時はいまほど情報が簡単にとれる時代ではなかったので、自分のスピードや打感などの『感覚』をどれだけ上げれるか⁉️という事に注力していたと思います。
その選手生活の中で得た『感覚作り』を踏まえ
現代の情報を活用し、それを少年剣道の指導に活かし20人を超える選手を日本一にする事ができました‼️
その中で子供達にやらせておいて良かったと思う事を少しだけですが書いておきますね。
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最初にスピードなどの『感覚』について知っておくとその次からが説明しやすいので
当たり前の事を簡単に説明しておきます。
日頃…重い竹刀を使って練習している人が
試合前にバランスのいい竹刀を仕入れにいく!
まさにこれは『良い感覚』を得るための事だと思います。
重いものから軽いものへ感覚が変わることで
『竹刀が走る‼️』や『調子がいい』につながるわけです。
これは漏れなく、道着袴や防具も同じ理由です!練習は『重い』試合は『軽い』ものを採用すれば感覚は必ず向上します‼️
身体のキレがいい!いつもより速く動けた‼️は剣道具によって作る事が可能だということです。
身の回りのグッズや栄養ドリンク、睡眠時間、気温湿度などに着目してみると良いと思います。
練習メニューの調整としては
日頃の練習では難しい論理に基づいた練習を沢山行うべきだと思いますが
試合前に限っては『迷いをなくす』ためにも
簡単な練習メニューがオススメです。
応じ技や対人稽古を中心に行うとミスした時に
不調なのかなぁ?とマイナスのイメージを持ってしまうので
できるだけ自分は調子がいいと思える仕掛け技や簡単な約束稽古のように『失敗しない稽古』を中心に行う方が良い結果が出やすいです。
防御練習はガッツリやって大丈夫です‼️
防御の感覚は自分でコントロールできますので
防御だけは立ち合い、中間、鍔迫り合いの各カテゴリーにわけてガッツリ行うことをオススメします。
兎にも角にも…試合は本人の『感覚』が大きな鍵を握ります‼️
自分は調子が良い‼️と思えるもので
自分の身の回りを埋め尽くしてほしいと思います。参考になれば嬉しいです。