2024/11/17 09:30

小学生で相手を引き込んだり、ひっかけたりするみたいな『ズル賢い選手』『やりにくい選手』が勝ってる気がするのですがどう思われますか?
というざっくりとしたご質問を頂きそれに対しての気付きがありましたのでザックリと共有しておきたいと思います笑笑
まぁ…この件に関しては言いたいことが沢山ありますし、みなさん賛否両論意見があるとは思います。
ここのブログで良く登場する言葉ではあるのですが、
自分がやりたい事ができる相手は
比較的に自分より弱い相手
自分のやりたい事ができない、やらせてくれない相手は自分より強い相手
という事はおさえておいていいと思います。
今日はそれとは別に…ズル賢い選手の考える角度についてもおさえておいた方が良さそうです。
概念的な話ですが
人は物事を単純に見て『良い』か『悪い』で判断しようとします。
剣道で簡単にたとえると…
『前に行く』は良い、『後ろにさがる』は悪いです。
ですが…物事の角度、見方を変えれば
良いことの中にも『悪い』があり
悪いことの中にも『良い』があります。
ズル賢いと言われる選手が勝てるのは
誰もがわかる『良い』『悪い』ではなく
その『悪い中の良いこと』に着目できるからです。
たとえば冒頭にでてきた『引き込む』という動作はまさにそれで…
さがることによって自分から間合いを詰めるのではなく、相手から自分の間合いに詰めさせることで
打突の起こりを大きくさせる事ができ
出鼻技や後打ちの技をタイミング的に打ちやすくする事ができます。
ほんの一例ではありますが、こんな風に
物事をみる角度が増えれば
単純に良い悪いの2つの思考で考える選手よりも
良い中の悪い、悪い中の良いという4つの思考を持つ選手が勝ちやすいという点もおさえておいた方が良いかと思います。
やるかやらないかは別として…
その方が答えは出しやすいよね?ってお話でした。
参考になれば幸いです(>人<;)