2024/11/10 08:56

稽古時間が短いので短時間で強化できるより良い練習メニューってどんなものがあるのでしょうか?というご質問が指導者の先生からありましたのでこちらにもシェアしておきますね。
まずは前談として簡単に端折った剣道防具の話になりますが
剣道の防具が最初に誕生のは1700年代だと言われおり、そこから進化をとげ現代の2024年に至ります。
誕生した当初はその時代の中で考え得る最良の材料と技術で製作されていて、時代が進むにつれ『その都度あたらしく現れた』最高の材料と技術で進化を遂げて来たのだと思います。
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私は剣道の練習メニューも同じように考えるようにしていて
たとえば…『切り返し』という練習メニューは
いつ、どのような目的で作られたのかをまず考えて
その練習メニューで強化できる要素は残しつつ
同時にその他強化できるものはないかと考えるようにしています。
簡単な発想だと…切り返しで左右面を打つ時に足の動作はすり足ではなく『踏み込む』みたいな発想です。
かかり稽古、相がかり稽古、試合稽古も漏れなく同じで
代々あたりまえのように行われてきた定番の練習メニューの要素を残しつつ進化させます。
そうする事で沢山のタスクを一気に凝縮できるので時間も短縮できるし、効果も倍増✨
子供達の成長スピードも早くなることが期待できます!
練習メニューの内容を吟味した中で必要だと思えばそのまま続ければいいし
その効果と同じ効果が得られる稽古方法があればそっちにシフトさせたりそのモノ自体を今ある練習メニューに加えて進化させればいい。
練習時間やその練習の回数を増やす『足し算』的な考えよりも
練習の内容と内容を掛け合わせる『かけ算』的な考えが求められると思いますよ!
令和には令和のアップデートを‼️
是非…練習メニューの進化を考えてみてください。