2024/09/29 10:34

戦術のカードの話をもう少し具体的に知りたいとの事でしたので追記しておきます。
今回は面返し胴で例えてみますね。
沢山練習して面返し胴がとても上手になり
面返し胴が得意技になったとします。
大事な場面での決まり手はほとんどが面返し胴だった場合
その選手の相手が何かを対策してくるとしたら
⚪︎面を打ったあとに竹刀をおろして胴を防御する
⚪︎面を打たなくなる
⚪︎あと打ちや応じ技がメインとなり攻めてこない
などが挙げられますが
練習メニューの中で
『面返し胴に対しての対策』という内容が入っていなければ…
ほとんどの人が
何も対策ができない…または
面を打ったあとに竹刀を下ろして防御するになるような気がします。
なので面返し胴が得意な選手は
面返し胴に対しての対策の次なるカードとして
面返し胴の動きに近い防御からの
面返し面もしくは面擦り上げ面の準備が必要になるわけです。
相手が面を打ったあと胴を防御するために竹刀をおろしてくれるのであれば
面返し胴の動きを見せて相手の面を防御し、
そのまま面に振り抜けば
面返し胴に対しての防御に対する対策が打てるという流れです。
方法についてのほんの一例ではありますが
①自分…強いカードを出す(面返し胴)
②相手…面返し胴に対しての対策(防御もしくは打たない)
③自分…面擦り上げ面、面返し面
このような流れで準備すると良いと思います。
技の対策においても色々な対策がありますが
その他、戦術、チーム戦略においても同じ事が言えますので
個人個人の能力の傾向や分析…
チーム戦略を炙り出して考察する事など
常日頃考える事はとても重要になります。
セコンドの先生と子供達との情報共有のためにも是非考察されてみてください。