2024/08/18 10:27

今日はインターハイ男子の動画を見て『戦術』についての感想を書いておこうと思います。
少し小難しい話しにはなりますが
わかる方には必要な情報になると思われますのでお付き合いください(>人<;)
まずは現状の高校剣道界の戦術について整理しておきます。
(ガッツリわけると細かいですが今回は大きめにわけておきます。)
SNSが発達する前の『スタンダード』な剣道スタイルを攻略するために
展開の速い『戦術A』が誕生しました。
展開の速い剣道スタイルは攻撃回数を増やし試合の主導権をにぎり、スタンダードな剣道スタイルの選手に対しミスを誘発させ
勝つ可能性を飛躍的に向上させました!
SNSの普及で試合剣道の研究が比較的簡単になった事で、その展開の速い『戦術A』を攻略するための『戦術B』が誕生しました!
『戦術B』は『戦術A』の仕掛けの速さに目をつけて、その仕掛けの速さを殺すべく
戦術Aよりも先に動く!という戦術スタイルです。
めちゃくちゃ簡単にしましたが
この戦術Bが現時点では新しい戦術となっていました!
もちろん…その戦術Bは展開スピードを重視したチームには素晴らしいほどの効力を発揮したのですが
相手研究が簡単になった今…
1大会でお披露目して結果を出そうものなら
即対応されてしまいます。
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この事を見て思うところは
高校剣道界の頂上決戦では
戦術のアップデートは常に必要であると同時に
対策された場合の対策まで考えておかなきゃいけない時代に突入してるのだなぁと思いました。
いまの全国レベルの選手たちは勝つのが難しい時代になったんだなぁと思わされる大会でした!
指導者の先生の研究と選手たちの頑張りを応援しております!(>人<;)
文字数に限りがありますのでかなり割愛しております。お付き合いありがとうございました。