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2024/07/14 11:33




うちの子は適当に面を打っていってしまって

よく面返し胴を打たれるのですが

相手の思惑に気付けるいい方法はないですか?


という剣道経験者の保護者さんからのご相談がありましたので

こちらにも共有しておきますね。


色々な練習方法があると思いますが

『相手にも思惑がある!』ということを認識させるだけでも子供達は対応できる力を持っていますので参考になれば幸いです!


剣道学習歴の段階にもよりますが

『とにかく自分から攻撃をする!』というやり方からアップデートされていなければ


『当然ながら』子供達は自分のタイミングでとにかく攻撃を繰り返しますw


観客として見る分には美しいですが

いざ勝負となれば別の話‼️

対人競技ですので相手の情報から自分の攻撃方法を割り出した方が再現性は高いと思われます。


ですが…理論上はわかっていてそれを子供達に伝えたとしても

子供本人が行動を起こすために必要な素材は『経験』になるので


強制的にその動作や行動をしなければならない練習メニューをする必要があると考えます。


私が子供達に感覚を養うためにやらせていた初期段階の練習では


まず、かかり手が攻めの類(フェイント、プレッシャー)を相手にいれた瞬間

元立ちに出甲手を打つような動作を設定する



元立ちの思惑を確認したあと相甲手面を打つ練習をさせます。

※まずは各パート一つずつやらせます。


かかり手が攻めをいれた後の

元立ちの動きを面、甲手、面返し胴それぞれの応じ技を練習し


最後はその元立ちの3つの動作からランダムに行い

かかり手が打ち分けるように練習させていました。


元立ちの動きは甲手返し面や甲手抜き面など

応じ技に設定しておくのも良いと思います。


まずは元立ちの動きを一つずつクリアし

まとめとして三つくらいの動作をランダムにすると試合の練習に近づける事ができます。


『相手にも思惑がある』ことを認識して

それに対して対処をするって事を練習させておくと感覚が身についてくると思います。


参考になれば幸いです。