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2024/06/23 09:52




練習試合などでよく引き分けになるのですが

先生から勝負をしていないからだ!と言われました。


自分としては勝ちに行っているし勝負をしているつもりなのですが、よくわかりません。

という高校生からの質問がありましたので

こちらにも共有しておきますね。


高校生ともなれば体格もできてくるし、スピードや打突力も


そして剣道の経験年数、熟練度も相まって

剣道の試合がある程度上手になりますので

強さの『差』がなくなり


試合の結果が引き分けになる事が多くなると思われます。


小、中学生のようにある程度の『差』があれば

その『差』で勝負が可能なのですが

そう簡単にはいかなくなります。


特に小、中学生のときに

『相手を動かして攻撃すること』に目をむけず

自分本位に試合を展開してきた場合は


高校生になっても

自分が攻撃するタイミングでは、相手は防御のタイミング

相手が攻撃するタイミングでは、自分は防御のタイミングと…


一本を取るには難しい場面の試合になると思われます。


相談者の試合動画を見させてもらったら

やはり、この状態にいました。


ですが、この状態が良くないわけではなく

本人がこの事を認識していないのが問題であって


なぜ自分の攻撃があたらないのか…

なぜ相手の攻撃をよけれているのか…を


認識出来ていればその状態を強化し、進展させる事が可能になると思います。


たとえば

相手の攻撃するタイミングを『自分で準備して』

出鼻や返し技、あと打ちの技を選択すれば

勝負する機会は確実に増えます。


はじめはミスして逆に打たれる事も多いと思いますが、そこは練習です!


筋トレをする意味でも

小学生や中学生の道場や学校に出稽古して

『差』のある状態を作ってから


少しずつ勝負の機会を増やしてみると試合でも勝負ができる選手になれると思います!


是非やってみてください!