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2024/03/10 14:49





うちの道場の稽古は『切り返し』『追い込み』『かかり稽古』のようなハードな稽古メニューばかりなので、技の種類が少なく試合が下手なような気がします。稽古メニュー的にどうなんでしょうか?


と指導者の先生からご質問を頂きましたので、こちらにも共有したいと思います。


私達の学生時代も…どちらかと言えば

ハードな稽古メニュー(フィジカル稽古)でした!


何かを考えて稽古をさせられたような記憶はハッキリ言ってなかったと思いますw


ここからの話は科学的根拠があるわけではなく

私の肌感覚での話ですので

『そういう事もあるんだなぁ』程度で聞いてもらえると嬉しいです。


切り返し、かかり稽古、追い込みのような

フィジカルを鍛えるような稽古はスポーツ競技においてはとても大事な稽古法ではあるのですが


その稽古だけを同じ量 続けて

試合で勝ち続けることが出来るのであれば

恐らく…どこのチームでも強いんだと思いますw


それでは…なぜ

勝ち続けていられるチームとそうではないチームがあるのか


なぜそのチーム間の差が出るのか…

フィジカル稽古以外の思考力の稽古の差になるのではないかと仮説が立てられます。


私の肌感覚では日頃の稽古で鍛えれる能力を10とした場合…


フィジカル稽古で鍛えれる能力は『4』に対して思考力稽古で鍛えれる能力は『6』だと思っていて


あくまでもフィジカル稽古は打突力、スピードなど目に見えるものは鍛えれる事が出来ますが


相手とのやり取りや洞察力、反射、経験値など目に見えない部分を鍛えるには思考力を鍛える『より難しい対人稽古』などが重要になると思っています。


ハードなフィジカル稽古はもちろんのこと

実戦に有効に働く攻撃力や防御力の研究、試行錯誤を稽古に加えていくと

試合の結果は変わってくると思われます。


その辺も踏まえて稽古メニューを考えてみてください。


参考になれば幸いです。