2023/12/10 09:28

相手の得意技に対しての対策は2つ
相手の得意技を打たせない!もしくは
相手の得意技を打たせた上で応じ技をするです。
一つ目の
相手の得意技を打たせないは、なんとなくわかると思います。
ここでいう甲手返し面を打たせないって事です。
こちら側が甲手を打たなければ成立しない技なので甲手以外の技を選択するか
立ち合いでの勝負をさけて鍔迫り合いなどで勝負をかけるかになると思います。
二つ目の
相手に得意技を打たせた上で応じ技をする方法としては
『得意技』はその名の通り相手の得意な技ですので、その場面になった場合…迷いなく自信を持って技を振り抜いてきます。
そこをあえて利用してこちら側の技を組み立ていきます。
簡単な話…甲手を打ってあげれば相手は甲手返し面が打てるのでそこを利用します。
甲手から面や甲手打って面返し胴
1番決まりやすいのが甲手を打った後に甲手の
『二段打ちの甲手』です。
自分が思っている事や狙っている技は
なぜだか…相手に伝わってしまいます。
甲手から面、甲手打って面返し胴もまた
次の技が相手に何となくバレてしまい
相手も甲手返し面に乗って来ない場合がありますが
二段打ちの甲手は、次の技も甲手なので
意外にバレにくく
一本目の甲手を本気で打ちに行くと
甲手返し面の時の最後の面に甲手が狙えますので是非稽古などで試して見てください。
相手の得意技に対しては
得意技を打たせないか、得意技を打たせて攻略するか!というお話しでした。
参考になれば幸いです。