2023/10/08 10:54

次のステップは
『失敗したあとどうするかを練習する』です。
試合で
10本打突を試みて、10本確実にキメたいところではありますがそう簡単にはいきませんし
むしろ失敗の確率の方が高いかもしれません。
その対策としては
相手が立ち止まって防御をする為の『技前(仕掛け)』や場面設定を開発する事など
自分の思惑通りに相手を動かす方法を準備することと
『失敗した後』に次の技をどうするかを準備する事です。
技前を開発できれば1番良いのですがそこは難易度が高いので
失敗した後の動作を練習しておくが良いかと思います。
たとえば…
逆胴を打ったあと相手に体当たりして相手をさがらせ逆胴を見せて面を打つ組み立て技を入れたり
逆胴を打ってさがったあと
相手が追撃してくるところに出鼻技を打ったり
など、攻撃後の動作まで準備しておくと良いと思います。
最初は『元立ちの動きをパターン化』させて
逆胴からの一連の流れを作り簡単にして練習を繰り返し慣れさせたあと
元立ちの動きを2.3種類にしてより本番に近い動きにして練習すると
成功の方法や失敗の改善方法などが見えてきますので稽古メニューも進化させ続けられると思います。
一例をあげると(場面をイメージしながら読んでくださいw)↓↓↓
お互い開始線の距離から『はじめ!』の合図で間合いの駆け引きをしながら間合いを詰め、
相手の竹刀を踏み込みと同時に強く払い防御させ極近の間合いに入り逆胴を打ちさがり
充分な距離をとって逆胴をキメながら次の打突に備える
その後 元立ちは一呼吸(1秒ほど)おき
追い込み面を打ってくるところに
出鼻面打つという一連のパターン練習を繰り返し行い
次のステップでは
元立ちの動きを
逆胴打たれたあとすぐに追いかけるようにすれば、逆胴を打った方は危険なので防御に徹する
または防御からの後打ちやその後の攻撃の準備をしたり
逆胴打たれたあとの元立ちは
追い込みをしない!でじわじわと間合いを詰めてくる設定をいれて
逆胴を打った方が間合いの『入り鼻』を狙って攻撃するなど
色々なパターンが考えられると思いますので
考察されてみてください。