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2023/10/06 14:47



次のステップでは

相手に防御させる動作をプラスします。


本番で逆胴を成立させる為には

相手に防御をさせる必要があるので


逆胴を打つための『技前』と呼ばれる仕掛けの動作は多種もっておくと良いと思います。


ここで大事なポイントは

『子供達と一緒に考える!』ことです。


まずは経験値の多い大人から

相手を防御させる為の技前(仕掛け)を教えます。


こうすれば手元が上がるよね?

こうすれば相手は怖い!と思うよね?とか


この場面なら防御に回る可能性が高いよね?など


そうされたら自分も防御に回る可能性があるかもしれない事を先生の経験をもとに共有し子供達の知識、選択肢を増やしてあげます。


そこからその提示した技前動作の練習のみを行います。


竹刀の先革と先革が触れる間合いから

技前を使って極近の距離に行くまでの動作の練習です。※その他場面練習も含む


その後は子供達が思う技前を練習したり

先生と共有した技前の動作を練習したり

子供達が自分の考えで練習が出来るように促していきます。


その練習がある程度身についたのであれば

①と②の動作に新しくプラスする事を認識させてプラスして一つ一つの動作を丁寧に練習を繰り返します。


一つ上の難易度を目指すのであれば

打突する側が技前の動作を入れた場面で

元立ちが構えを解かず動じない場面の対処などプラスしてあげるのもより実践に近い練習になるかと思います。


この辺の練習からは

面を装着しての稽古メニューに入れても良いと思います。子供達が慣れてきたら脳が飽きないように工夫しながら新しい事をプラスしてみてください。


Vol.5へ続く(107日投稿予定)