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2023/08/20 10:00


剣道の試合って

『なんとかしなきゃいけない場面』が

多いですよね?


強いとよばれる学校と対戦した時

強いと呼ばれる選手と対戦した時

初見の相手と対戦した時


チームが負けて来た時

一本取られてしまった時などなど


挙げればキリがないほど

『なんとかしなきゃいけない場面』だらけです


なんとかする力というのは、算数でいうと


○−○、など

『問い』の方であって

答えは同じ『試合で勝つ』という答えを


自分の知識から問いを変えながら

色んな角度で『なんとかしなきゃいけない』わけです。


でも こと日本人においては

誰かが作った問いを答えることに慣れ親しんでいるため

誰かが問いを準備してくれないと答える事が出来ません。


ここの計算式をこう変えたら答えは同じでしょ?と例えて話してもなかなか伝わらない


1+1=21+1でしかなくて、

2分の24分の42、いち+いち=2


答えは同じなのに中身の計算式を自由に扱えないし問いを作り出せない


つまるところ『相手を攻略できない』


これだと試合は運ゲーになりますよね。

再現性がないのです。勝ち続ける事ができない


常日頃目の前にあるものに疑問をもって

『誰かが用意してくれた問題と答え』ではなくて

その事を自分で一度分解してみて

これとこれはこうだから、この答えになるのだ!という思考の癖をつける訓練をしておかないといけません。


『なんとかする力』


これからの時代

剣道以外の場面でもめちゃくちゃ大事な能力になると思います。


剣道を通して学ばせてあげたいなぁ!と思っております。