2022/09/18 12:31

稽古は試合のように⁉️
今日はオンライン家庭教師にお申込みいただいたパパさん先生のご相談内容を共有したいと思います。
技練習の時は綺麗に打突が出来るのですが
いざ試合となるとグチャグチャになります。
どうしたらいいでしょうか?
という内容でした。
この手の内容はホントに多いと思いますので
しっかりと言語化しておきたいと思います。
先生方からよく聞く言葉
『稽古は試合のように、試合は稽古のように』
めちゃくちゃ理想的な状態ですよね。
ですが…この言葉だけをなぞっていても
そのような状況にはならないと思っています。
そこはやはり…
稽古の時に試合感覚になれるような稽古メニューと
試合の時にも稽古と同じパフォーマンスを出せるような取り組みが無ければ難しいと思います。
技練習一つとっても
基立ちが打ち込み台のように立ったまま
打たせてくれるような場面は
試合ではあり得ないので
基立ちの行動パターンをいくつか指定して
打突できる状態であれば打突するようにするなど
より試合場面を想定して稽古メニューに反映させる必要があります。
応じ技にしても面に対する応じ技1つだけでは
試合中 相手が面を打つのがわかるのであれば
応じ技ができますが
そんな状態は制限時間内に一回あるかないか…
どんな技が来るかわからない状態での応じ技をやらないと、より試合に近づける稽古内容にはなりません。
試合ではどのような状況が考えられるか⁉️という事から逆算して稽古メニューを作っていくと
試合に近い稽古が出来て来ると思います。
参考になれば幸いです。