2021/12/07 07:44

【得意なもの、苦手なもの】
一時期…大学生や高校生を指導していた事があったのですが
そこの会話の中で
『僕…甲手打ちが苦手なんです。』
『私…返し胴が苦手なんです。』
という言葉を聞いた事があります。
私もお恥ずかしながら…
片手突きは得意なんですが
『両手突きは苦手です。』
でも…
『面打ちが苦手です。』という言葉って
なかなか聞かないなぁと思って
そこから見えてくるものってなんだろなぁ〜
と考えてみたら
1つの答えに辿りつきました。
#当然個人差もあり他の理由もありますが
それは
『練習の量』です。
面打ちは
剣道をやり始めの頃…
まずは面打ちから習って、沢山の面を練習します。
切り返しでも、かかり稽古でも、追い込みでも
『めちゃくちゃ面を打つ回数が多い』
その他 甲手、胴、突きに関しては
面打ちの練習よりも圧倒的に少ない。
試合で出す技は
苦手な技よりも、より得意であろうとされる技を優先的に出すでしょうから
成功体験も面打ちの方が多いのは
当然の流れかと思います。
得意なもの、苦手なものは
『練習量に関係する』のであれば
技だけに限らず…
『試合が苦手!』という子供も
試合の練習が少なかったり
相手とのやり取りの経験値が足りないのが見えて来ますね。
そこを踏まえて稽古メニューを考えてみると
苦手なものが、苦手なものではなくなるかもしれません。
可能性の追求…頑張ってみたいと思います✨