2021/10/05 22:48

【試合が上手になる為にはどうすれば良いか?】
今日はオンライン剣道家庭教師にお申し込みをして頂いた子供からの質問を
共有したいと思います。
問:
試合が上手になる為にはどうすればいいのか?
答えはシンプルに
『試合に近い稽古をする事‼️』になります。
これだと抽象度が高いので
具体例をあげるとするのであれば
甲手技の練習をする時に
元だちは甲手を打たせるため
手元を軽くあげて打突部位(甲手)を
見せるように打たせます。
これ自体はごくごく普通の光景ですし
手の内や踏み込みの感覚を尖らせる意味では
良いかもしれませんが
『試合に近い動作』かと言えば
少し違うような気がします。
試合を想定するのであれば
○相手がよけた所を打ったり
○相手をよけさせて打ったり
○相手が構えている所を打ったり
試合の時に相手がとるであろう行動をイメージしながら打突をしなければ
試合で打てる技には近づけません。
面の仕掛け技を練習する場合でも
相手の構えが崩れてない場面を想定して
竹刀操作を入れて面を打ったり
元だちが下がったら面が当たるまで連続で面を出したりなど
元だちの行動パターンを3つくらいにして面を打つ方が
より試合に近い稽古が出来ます。
日頃の稽古で『試合』や『相手の行動』を
想定して稽古が出来ていないのであれば
やはり試合が上手になる事は考えにくいですよね?(⌒-⌒; )
『練習した事でしか 試合では出来ない❗️』
とするのであれば
どれだけ練習を試合に近づけるのかが
鍵になりそうな気がします‼️
※当然、打ち込みや掛かり稽古よる打突力の向上も大事な練習です。