2021/08/20 22:45

【何が足りなくて何をやるべきか…】
〜先輩のデータをもとに自分の糧にする〜
今回の魁の冒頭で子供達に2つお願いをしました!
①
『今日は先輩ゲストが来ますが
その選手を見て自分と何が違うのかを
見比べて…
足りないと思ったらその選手に寄せていって欲しい。』
(発声、構え、打突、踏み込みなど)
②
稽古が終わって質問をする時に
『私は○年生なのですが
今 私がやっておいた方がいい事はなんですか?』
と質問してください!
この2点をしてください!と。
その理由は…
①
強い選手はそれぞれのパーツで高得点を叩き出しているから強いのです。
勉強に例えるとわかりやすいですが
国語だけ高得点でもその他がダメなら上位にはいけません。
テストに必要な教科…
全てで高得点を出す必要があります。
剣道でも同じく…
発声、構え、打突、踏み込み、身体作りなど
自分の努力で向上できるパーツも含め
難易度の高い
対人競技に必要な心理分析や
行動パターンを読み取る力など
あらゆるパーツで高得点を出す必要があります。
心理分析などの力はその人の中に存在していて見えませんが
発声、構え、打突、踏み込みなどは
可視化されていて『寄せる』『真似する』
事ができますので
トップクラスの選手に寄せて行く事で
自分の点数も上がる可能性が高くなるからです。
②
剣道の最前線で駆け抜けてきた剣道人生を振り返って
『もう少しこれをやっておけば良かった』
と感じる事もあったと思います。
それはちゃんとデータとして持っておいた方がいいし、
その事に寄せて行く事で、これも点数をあげる要因にもなります。
もっと深く掘り下げれば
現時点の先輩達には勝つのは難しいけれども
自分と同じ学年の頃の
先輩に勝てる事ができて
毎年その先輩を超えることができれば
現時点の先輩よりも高い所へいけるわけですね。
そういう風に分解して考えれば
何がたりなくて
何をやるべきかが見えてくるので
取り組み易くなるかと思います。
参考にされてみてください。
絆塾大戦略会議
2021年3月10日投稿分より
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