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2021/07/13 21:17


技を出す前の事もしっかり考えよう‼️



今回は前回の続き


個人参加型錬成会 魁絆塾に参加してくれた

子供からの質問↓↓↓


相手に面を打たせようとして相手が打ってきても反応ができなくて守って終わってしまう!


を三つに分解した①つ目

#相手に面を打たせようとした


を私なりに考察してみたいと思います。


ここ2年ほど前から

時間があればビジネス書や啓蒙書

時間がない時でもYouTubeの書評動画や講演家の動画を『意識的に』インプットするようにしています。


そこに書かれている言葉で

#成功方法は無数に存在するが、失敗の方法は限られている


という言葉があります。


剣道の試合において失敗例のほとんどは

①打つ前の動作

にあると思っていて


例えば

自分が打てるタイミングで面を打ったら返し胴を打たれた!などなど


子供達の質問や剣道ノートを見せてもらうと

ほとんどと言っていいほど


『私は○○がしたかったのですが

『面を誘っていたのですが

という

【自分がしたかった事】が書かれています。


これは『悪い事』ではないのですが

試合巧者の戦い方ではないように思えます。



ではどうすれば良いのか


『言葉の冒頭に相手の事、相手の状態を入れてみる』です。


例えば


相手が迷っているように見えたので

先に面を打った!


相手が面を警戒してたから

面を見せて小手を打った!


相手は面を得意としてるように見えたので

面を打つ可能性が高い場面を作って出小手を打った!


などです。ここの言葉でわかるように


『相手の状態を知る』ことが剣道においては

マスト中のマストになります。


でもそう簡単には相手もやりたい事を教えてくれないので

そこで必要となるのが


立ち合いにおいては

『攻め』『攻め圧』『プレッシャー』


立ち合い以外では

『パターン』や『組み立て』


が有効になるわけですね

#訓練が必要


今回の件でいえば

面を打って来て欲しかったのであれば


①面を打つ可能性が高い場面を作る

(パターンや組み立てなど)

②相手に攻め圧をかけて打たないといけない状態を作る(心を動かす)


など相手の環境を変えてあげる事が大事になります。


でも展開の速い現代剣道では

立ち合いでの『誘い』はリスクが非常に高いのでパターンや組み立てなど


二次攻撃、三次攻撃で

相手が警戒しない場面設定をする方が

リスクは低いと思います。



打つ前の動作間合いの入り方、作り方、パターンなどはアプローチを変えれば

それこそ成功例は無数に存在します。


このタイプの人にはこれ!

こういう状況ではこれ!など

沢山の引き出しを持っていると勝てる確率はあがると思いますよ!


是非参考にされてみてください✨✨✨