2021/04/26 09:16

【 基準を超えろ! 】
九州学院 米田監督が、
2年前の熊本インターハイ 試合前の稽古の際に繰り返し言われてた言葉……
『 基準を超えろ! 』
自分が思っている以上に 速く動く!強く打つ!しっかりキメる!など。
相手は想像よりももっと速く動くのだ。
自分の基準を超えなければ勝てない!と
事あるごとに言われておりました。
決勝戦の副将戦 米田選手はまさにそれを体現してるような動きを見せてくれました。
防御もより早く、打突も鋭く、キメ、アピールも大胆に!
見てる皆さんを魅了してたのではないかと思います。
最後に決めた引き面も…
当たった瞬間ではなくその後の所作も含めて旗を上げられたように見えました。
我々は未来の『未知』に対して、自分の基準をあげる事こそ『 準備 』なのではないかと思います。
たとえば…
とある山を一生懸命に登って
「僕は頑張った!これなら勝てる!」
と思ったとしても…
ホントに高みを目指して…登る山、登る目的をちゃんとわかっている者からすれば
『 見てる山が違うよ! 』
『 登ってる山が違う! 』
ということになります。
自分ではやったつもりでも…
実際にはそうではなかった!と。
簡素化して言葉に変えると
『 的を得た努力 』『 的を得た準備 』
ができてない!わけです。
自分が思っている基準だけでは本当に得たいものは得られない。
魁絆塾に来てくれた子供達には
『 先生が怒る理由 』
もこの例えで話しをする事があります。
先生達は試合で負けた事に対して怒ってるわけではなく(怒る人もいるとは思いますw)
日頃 指摘されている事を何度も繰り返して負けている事に対して怒っている!のだと。
ただ怒られたことに対して…
先生は怖い!負けたらすぐ怒る!ではなく
もう一度 怒られた事に対してちゃんと向き合う必要がある!という話しをしました。
必然的に勝つ!というのは特別な事!
であれば特別な準備が必要だという事になりますね
未知の事が多い子供達にとっては、
少しでも知っている…少しでも理解力のある大人の頑張りが必要になると思われます!
色んな事から沢山の事を得られるように…
そして子供達にも還元できたらいいなぁと思っております。