2021/04/02 10:21

【 時間が流れるスピード 】
〜 なぜ あの子に差をつけられたのか 〜
錬成会や試合の次の日に
弊社剣道塾KIZUNA塾の子供達に錬成会を振り返っての感想を毎度聞くようにしてます。
その中で一人の選手に話したことです。
『 時間が流れるスピード 』
同じチームの中でも言える事だし、
以前対戦をさせてもらって再戦して
差をつけられた選手との事でも言えるのですが…
もし自分がその子に
『 力の差をつけられた! 』と
思うのであれば…
その子が進んだ時間よりも
君が進んだ時間が遅かったのか、
もしくは君が立ち止まっていたかの
どちらかだよ!と…
なぜこのような例え話にしたのかというと…
いつもであれば
『努力が足りない!』『稽古が足りない!』
と、聞き飽きてるとも思ったし
なによりも…
『 自分が思う以上にやらなければ
人より強くはなれない 』
この事をちゃんと理解して欲しかったので、あえていつもとは違うアプローチにしてみました。
現状のままでも戦える!と『 慢心 』して
とどまれば…
時間は動いているので おいていかれる。
少なくとも現状維持がしたければ、
時間が流れるスピードと同じ速度で動かなければ現状維持は出来ない。
また『その選手』よりも強くなりたいのであれば
『 その選手 』よりも速い速度で動かなければ、追いつき…そして追い越すことはできません。
同じチーム内で同じ時間、同じ稽古をしてても
良い評価をされる人と…
そうではない人の違いは…
良い評価をされた人の方が進んだスピードが速かった事になる。
ただそれだけの事なんだと。
だから自分の限界を決めて
『 これでいいだろう 』じゃダメなんだよ!
周りも努力をしてる事を忘れてはいけない!
という話をしました。
みんな強くなりたくて…
みんな努力をしています。
だからこそ…
努力の量、努力の方法を間違えれば、
自分の行きたい場所には行けなくなります。
少しでも『動くキッカケ』になってくれたらいいなぁと思っております。