2021/03/21 08:46

今回の全日本選手権はなんといっても
警察官が出場できなかったので
一般の選手と学生選手との戦い‼️という
印象でした。
構図としては
従来型の剣道と現代剣道との戦いになるわけですが…
やはり試合を見てみると学生の展開スピードがあまりにも速く
従来型の剣道でやっていた一般の選手は
自分のやりたいことができずに
学生に主導権を握られているように見えました。
これは大会の前からある程度予測はついていたのですが、
今回導入された新ルールを見て
つばぜり合い時間が短縮されることにより
試合の勝ち負けの要因は
選手それぞれのフィジカルによる差が大きく出ていたと思っています。
中でも長身長の選手は相手と構え合っているときはとくに優位性があり
身長の低い選手は間合いに深く入らなければ長身長の選手に有効な打突を与えることはできないので
松崎選手のような懐も広く出鼻技をとらえることができる選手は
低身長の選手が勢いをつけて入ってくるその大きな起こりをとらえる事がより可能になってきます。
竹刀の長さで例えると39サイズと36サイズで戦っているようなものなので
相手より身長が低いとより勢いをつけて遠くに飛ばないと届きません。
今回の結果を受けて立ち会いでの立ち回りは発展すると思いますが、
現時点で言える事は新ルールでの試合は
長身長の選手がこれまで以上に
有利だと言うことは間違いなさそうですね。
これが小学生や中学生のルールに適用されてしまうと思うと…。
指導の仕方がまた…大きく変わりそうな気がします。
その辺の内容をより深く知りたい方は是非
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