重要なお知らせエリアを非表示

2021/01/16 18:01






可能性の話になります

(どれも可能性0ではありません。)


自分が面を打った時に相手から打たれる可能性のある打突部位は面、甲手、胴。


自分から胴を打ちに行った時に相手から打たれる可能性のある打突部位は面、甲手。


自分から甲手を打ちに行った時に相手から打たれる可能性のある打突部位は面。


相手から打たれるリスクを考えると

甲手技が一番 打たれるリスクが低い事になります。


攻撃面で考えても

剣道では竹刀を持って、竹刀で打突をする競技なので攻撃の時も、防御の時も手元が動いてしまうので甲手技はとても有効な技になります。

そして甲手技が得意になれば、相手は手元を警戒せざるを得ないので面技が決まる可能性も上げてくれます。


九州学院の得意技の一つともされている甲手技もこれらの理由があると思います。


講習会会場に来てくれた子供達に

得意技、よく決める技は何か?と聞くと圧倒的に面技が多く

甲手技は『苦手』と思っている子が多数でした。


ただ苦手、不得意と『思いこんでる』だけで、面技を練習した回数と試合で面技が決まった『成功体験』が圧倒的に甲手技より多いから面技が得意と思っているだけで


甲手技を沢山練習して、甲手技について沢山考えて、試合で甲手技を決める『成功体験』が増えれば甲手技も得意になると思います。


色んな技の可能性について

色々考えてみるのも楽しいと思いますよ!