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2021/01/13 20:24




来店されるお客さんとの会話の中で何度か聞かれた事があるのですが


「九学はミスが少ないから強い!」

「九学はなかなか打たせない!」


という話しを聞きます。


なぜなんでしょうねぇ笑笑


一言で言えば

『それだけ考えられて準備がされている』


ということでしょう。


たとえば何かのコンクールや発表会などで

ミスをしないようにする為には


その『楽曲』に対して

どれだけ回数をこなすか!だと思います。

もっと掘り下げると

どれだけその楽曲を聞き手に伝えるかをより考えて実践したか!だと思います。


そして剣道に置き換えていうと

その『試合』に対して

どれだけ稽古を積むのか!になります。


ごくごく当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、

最近ご縁があって色々な道場や学校に出稽古に行かせてもらう機会があり

稽古を一緒にさせてもらいますが


『試合』に対しての稽古が少ないように思います。

たとえば面に対しての応じ技。

それ自体が悪いということではないのですが

面に来る場面設定前おきもないままやってもただの打突フォームのチェックにしかならないように思えます。


そもそも 面にくるのがわかるのであればいいのですが相手から何が飛んでくるのかもわからないのであれば

面に飛んでくる可能性の高い場面の設定をして応じ技をさせるor

何が飛んでくるかわからない状態をつくるたとえば面か小手に対しての応じ技をする。

失敗した場合の処理もさせるなどの稽古になれば、より難易度の高い

『試合』の稽古になるのではないかと思います。


稽古は試合のように、試合は稽古のように!


取り組んだ数で試合の結果が左右するのであれば

『試合』の稽古をより多く積んだところが勝つ可能性が上がる。


まさに九学のミスの少なさはここにあると思います。